7月会山行 ナルミズ沢 沢登り

山域:谷川連峰 ナルミズ沢

日程:2021年7月17-18日

メンバー:L山﨑(記録) 大塚 中野 札場

 

1日目:6:00白毛門登山口・東黒沢入渓→6:30ハナゲの滝→9:20丸山乗越→10:00ウツボギ沢出合→
12:20大石沢出合→13:15幕営地

2日目:5:30幕営地→7:30ナルミズ沢源頭部→9:00ジャンクションピーク→9:30朝日岳→12:20白毛門→
14:45白毛門登山口へ下山

今回は一昨年2回敗退しているナルミズ沢リベンジの会山行。
前日の16日梅雨明けし絶好の天気だが暑さが心配になる。

16日夜、武蔵小杉を出発し水上の道の駅で仮眠。
17日5時30分白毛門登山口には、すでに車が両サイドにズラリと駐車されており、
縦走やトレラン、沢登りと入山者の多さに驚く。

入山してすぐに東黒沢に入渓。一昨年来たときより倒木が多い。順調に沢を詰め鞍部まで到着。
少々の藪漕ぎをし下降の沢に到着。前回は迷ったが今回はスムーズに突破。

ウツボギ沢に出るとすぐにナルミズ沢との出合に到着。この時点でまだ10時。大塚さんと札場さんには先に行ってもらい、
中野さんと私はテンカラ釣りをしながらゆっくり行くこととする。しかし私はテンカラ初心者。
早々に糸が絡まり全く解けなくなった。ここで釣りは終了となりさらに手袋もなくす。まだまだ練習が必要だ。

気を取り直し遡行する。前回来たときはキレイな釜があったり簡単なイメージだったが、全然簡単ではなかった。
巻きは泥の中を進んだり、開けた沢で陽を遮れないため暑くて意外と大変だった。

大石沢出合を越えた幕営適地で大塚さんと札場さんと合流。まだ13時だったのでタープを張り昼寝をして過ごす。
その間、中野さんは17時まで3時間も釣りをしていた。釣果は1匹だか中野さんもテンカラは初心者。
流石持っているし最年長が一番元気だ。

焚火で炊飯。まずまずの炊き具合だ。夕食のカレーを食べ20時には就寝。夜は意外と冷えた。

翌朝は4時に起床し5時30分天国のツメに向け出発。順調に遡行し二股に雪渓出現。
私と札場さんは沢登りでの初めての雪渓だ。中野さんと大塚さんの判断で雪渓を右から巻くこととする。
私はチェーンスパイクを装着。巻きの藪でも滑らずに安心だ。更に雪渓が出てきて、今度は雪渓の上を歩く。
厚さはありそうなので大丈夫そうだがやや緊張。難なく通過。

その後は小滝と釜が続く。源頭部に近づくに連れ両サイドは草原となる。
次第に日も高くなり暑くなり中野さんは堪らず釜で沐浴。源頭部なので水はかなり冷たい。
そして稜線が見え周りは青々とした草原となる。まさに天国のツメだ。

そしてここからが地獄の始まり。まずはジャンクションピークまで藪漕ぎ。
札場さんは短パンとなってしまっていたので、脛は藪で傷だらけ。
藪漕ぎがあるときは長袖、長ズボンが必携だとあらかじめ言っておけばよかったと痛感。
登山道に出ても稜線上なのでとにかく暑い。
沢の涼しさが恋しくなる。バテバテで何とか下山に無事帰路についた。

 

 

 

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