山の知識

山の知識 1.登山届について

川崎山岳会では山行届と登山届を使い分けしております。

山行届はクラブ内での山行審査に用いるものです。

登山届は地元警察や登山指導センターに事前に提出することにしております。剱岳では富山県警へ、谷川岳での登山指導センタへの提出は県条例で決められております。
その他にもそれぞれの山域で遭難対策防止対策協会などが警察署と一緒になって作成した登山者カードが登山口にある場合があります。

登山届けは事前に各県警本部の地域課に郵送することが原則ですが事故が発生したときを考えるとやはり地元警察署にも郵送しておくべきです。
北アルプスの穂高、槍なら長野県警豊科警察署に後立山連峰なら長野県警大町警察署、富士山なら山梨県警富士吉田署、八ヶ岳なら長野県警茅野警察署などに送付しておくと良いと思います。
さらに登山口の登山カード入れがあれば完璧でしょう。

登山届に書くべき内容はなぜ、何のためをよく考えて記入すべきです。事故や遭難時、何日間耐えられるか連絡手段を
知ることから捜索側は考えます。燃料、食料、通信手段、装備など詳しく記入してあればいろいろ判断出来ます。

昨今個人情報保護などもあり難しい面がありますがきちんと記入し登山届けを提出すべきと川崎山岳会では考えています。

山岳会やクラブに所属しいつも一緒に登る仲間がいるということはいざというときに彼等ならこう行動するだろう、判断するだろうと
共通の考え、行動を共有することと考えています。

(2007/4/3 文責 布田仁)

会員用山行届

個人山行を計画している会員は山行届と登山届を作成し委員会に提出ください。
登山届は委員会承認後各都道府県警察本部、地元警察署、
登山指導センター等へ事前提出または入山時提出のうえ、登山願います。

(会員用山行届の様式等については、別途ご案内いたします。)


一般登山者用各地の登山届

各登山口では一般登山者用に登山カードを用意しております。
入山時その場で記入するには時間がかかりますので事前に記入して持参すると良いでしょう。

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