個人山行 平湯 バックカントリースキー

日程

2021年1月30日~31日

メンバー

L 山崎(記録)、寺島

 

2021/1/30(土)輝山南尾根滑降

8:25 平湯トンネル出口発、8:35 輝山南尾根取付、10:00 1600m地点、12:30 1950m付近より滑降、
13:00 平湯トンネル出口着

 

3時川崎を出発し、3時40分戸塚で寺島くんを拾う。8時平湯トンネル出口に到着。降雪はないが曇っている。
気温はマイナス12℃だが風はなくあまり寒さは感じない。前日は雪予報で、期待通り新雪が積もっている。

8時25分出発、平湯トンネル出口より乗鞍スカイラインを経由し輝山南尾根に取付く。
いきなり急登で、南斜面なのでクラストした上に新雪が積もり、シールが効かず苦労しながらエッジを効かせ登る。
先行パーティー1組あり、スキーアイゼンを付けておりどんどん引き離される。

樹林帯を抜けると1600m付近の鉄塔に出るとすでに10時。クラストした急登に手こずりすでに汗だくだ。
稜線に出るが風は穏やか。時折青空が見えるがすぐに曇ってしまう。

滑降するには気持ち良さそうな開けたバーンに出る。
横目に先行パーティーは既にそのバーンを気持ち良さそうに滑っている。

ここを越えるとどんどん雪が深くなり、ラッセルがキツくなる。スキーを履いているのに膝上ラッセルだ。
しかも雪が降ってきて時間も昼近くに。後続パーティーに抜かされラッセルはお任せする。

しかし正午を回り降雪が強くなってきた。1950m付近で頂上まで行くか迷う。

滑降ルートは同ルートを滑降だが雪はかなり深い。今回2回目のバックカントリーの寺島くんもいるので、
下山に時間がかかるかもしれないので、1950m 付近から滑降することに決める。

やはりパウダーだ。気持ちがいい。

パウダーエリアは少なかったが、平湯エリアの魅力は感じることはできた。
そして気持ち良さそうな開けたバーンは下がクラストしてて滑りにくい。

さらに下は急斜面で完全にクラストしてて、滑れたものじゃなくここは楽しくない。
あっという間に30分で滑り降りてきてしまった。

初めて一緒に滑った寺島くんの滑りも何ら問題なかった。

 

 

2021/1/31(日)猫岳

5:50 久手川橋発、8:30 夫婦松、9:45 乗鞍スカイライン合流(2228m)、11:00 猫岳滑降、13:30 久手川橋着

 

登り5時間、下り2時間のロングコース
前日から降雪が続き早めの出発するために4時起床。トレースがうっすら埋もれるほどの積雪15cmほどあり。
雪は降り続いている。
出だしは前日と同じでクラストした急登だ。
シールが剥がれ滑りに滑る。堪らず寺島くんはスキー担ぎまさかのアイゼンつけるが、すでに急登は終盤。
すぐにアイゼンは必要なくなる。エッジを効かせたスキー登坂はまだ慣れない様子だ。
クラストした斜面はスキーアイゼンがあると楽そうだと感じた。

夫婦松以降はなだらかな斜面が続く。乗鞍スカイラインに合流し、天候は雪は止み、晴れて猫岳山頂が確認できる。
猫岳と大崩山の鞍部に出ると風が強く雪面は完全にクラストしている。

11時、冬しか登頂できない猫岳に到着。遠目には槍ヶ岳が望める。風が強く寒すぎた。
そしてここから滑降。頂上から鞍部より下はクラストしておりエッジを効かせ滑りにくい。
スカイラインに合流ししばらくはトレースのラインを滑る。
2150mまで滑ると木の枝に積もっていた雪が、気温が上がり落ちてくる。
パウダースノーで気持ちよく滑り、落雪跡をトレースと間違え久手御越谷のほうへ滑ってしまう。
ここからが地獄の始まり。GPS を確認しながらひたすら斜面をさ迷いトラバース。
夫婦松手前でやっと尾根に復帰し汗だくですでに疲労困憊。
だが夫婦松より下はちょうどいい斜面とパウダー。気持ちよすぎて、あっという間に滑り降りた。

 

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