八ヶ岳 東面 真教寺尾根

日程

2014年4月4日~4月6日

山域

八ヶ岳 東面 真教寺尾根

メンバー

L望永、SL増田、長友、岩﨑、内山(記録)

所感

2014年4月4日(金)
22:00 登戸駅で集合、道の駅 南きよさと駐車場にて仮眠。
2014年4月5日(土)/晴のち曇のち雪
6:00 仮眠所を出発、美し森駐車場にて準備、7:10出発。7:40 羽衣の池、その手前から雪を踏む。
9:00 サンメドウズ清里スキー場トップの休憩所にて小休止。
9:50 2,020m辺りで凍結している場所があったため、アイゼンを装着。
11:20 牛首山。11:45 扇山(幕営予定地)に到着。
望永さんと長友さんの2人で幕営適地があるか少し先まで下見に行くも見当たらず、予定通り扇山にテントを設営。この日は我々の他に4人の1パーティーが扇山に、さらに30分ほど先に進んだ地点で2人のパーティーが幕営をしていた。
その後、皆で30分ほど歩いて真教寺尾根上部まで見通せる地点へ行って偵察。
幕営地に戻ってから、次の日に備えてロープワークやスタンディングアックスビレイ、アッセンダーの使い方などを実地で確認した。現地で実際に使う技術の訓練ということもあり皆が緊張感を持って行ったためか、効果が上がったように思われた。

2014年4月6日(日)/雪のち曇時々晴
4:20 幕営地を出発。昨夜から雪が降って、昨日のトレースは消えていた。積雪は10センチほどで足首まで埋まるが歩きにくいことはなかった。樹林を抜けると、一か所北側に雪庇が出ていた。ルートは常に尾根上を行くため分かりやすく、鎖場手前までは順調に進む。
7:10 鎖場手前のやや急な斜面まで進んだところまでで望永さんと岩﨑さんは安全な地点まで下って待機することになり、増田さん・長友さん・内山の3人で登頂を目指すことになる。
鎖場は一部を除いて雪に埋まっており、所々ハイマツや雪から露出した岩をつかんで登る。
一旦平らなところが現れるが、そこから先は岩場の左側の雪壁を登る。4~5mほどトラバースしてから直上するが、高度感があり内山はかなり緊張した。
8:30 核心部を通過。
2,750m付近で小休止。休憩中に相談した結果、技術面で不安のある内山が含まれていることや、ロープを出そうにも支点を取りにくいことから、この日に真教寺尾根を下降するのは危険と判断。文三郎尾根を下降して美濃戸口へ下山、タクシーで美し森駐車場へ戻ることにする。望永さん・岩﨑さんにその旨を伝えようと携帯電話で連絡を試みたが通じず、布田さんに計画変更の連絡を入れる。核心部を抜けて休憩した地点から上部には危険な箇所はなかった。
9:00 赤岳に登頂。文三郎尾根を下降、今冬は雪が多いようだった。10:10 行者小屋、11:00 望永さんから電話連絡が入り、計画を変更した旨を伝えて幕営地へ下山してもらう。
11:50 美濃戸山荘、13:00 美濃戸口。登山口に停車しているタクシーで美し森駐車場へ向かう。長友さんと内山でリフトを利用して牛首山方面へ向かう。
14:00 スキー場トップの休憩所を出発。牛首山を目指して登り始める。
14:50 牛首山からスキー場側へ下った地点で下山してきた望永さん・岩﨑さんと合流。
16:45羽衣の池、17:30 美し森駐車場へ下山。

コメントを残す