西丹沢「小川谷廊下」

土砂崩れ 倒木
土砂崩れ 倒木
釜

2007年9月18日

山域

西丹沢「小川谷廊下」

メンバー

L萩原 他1

天候

晴れのち曇り(東京最高気温26度)

山行報告

何年も機会に恵まれず行けなかった小川谷(コガワタニ)へやっと行くことができた。
西丹へ行くのは2000年9月糟谷さんと同角へ行って以来なので7年ぶりである。
初めて入った沢なので水量の多少は分からない。他人の遡行記録写真から想像すると、恐らくやや多い程度かなと思われる。ここ2週間程の降水量と比例している気がするが、初入渓なので分からない。小川谷自体の水は綺麗だったが、丹沢湖より下流は汚い緑白色となっていた。2つ目の棚(CS状の大岩)と、石棚手前の棚で少々苦労したが、他はそこそこ緊張感のある程よい(?)棚の連続であった。セカンド確保用に2回、自分のためにも1回、計3回ロープを出した。もちろん(?)私の実力では残置スリングのA0を多様させて頂いた。
ゴルジュは思っていたよりも浅かったが水勢は結構強い。狭く、暗く、冷水と冷風が容赦ない。曇り空のせいか圧迫感を感じた。入渓から遡行終了までズブ濡れであり、親水性の自分でも後半は浸かりたくないのぉーと思った。
やはり猛暑日に入るのがベストなのだろう。最後のゴーロには下山道へ上がるための目印ケルンがあった。初めてなので一応2個目の堰堤まで遡行しました。下山ルートは数箇所崩落がひどいが、要所には残置ザイルか虎ロープが垂れていたので助かる。人気ルートならではのサービス(?)だ。
平日なので他は足の速い1パーティー2名のみ。入渓と下山は抜群の楽さ。
念願の小川谷をリードで遡行完了。色々と良い勉強になりました。
(林道状況)
ほとんど舗装の平坦な林道で、通常は車高の低い車でも楽に入れそうだが、台風9号の影響か、道が崩落している箇所はないものの、大きな落石、根こそぎの倒木、土砂崩れがあった。帰路、何をしに来たのか分からないが、官公庁の車が4~5台入ってきた。状況調査か復旧工事計画かと思われる。
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(タイム)
駐車場 7:30
遡行終了点 12:00-40
駐車場 13:30

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