北岳バットレス

報告者:山本

日程

2006年9月22日(金)~9月24日(日)

メンバー

L中野久彦、萩原亮太、山本紅留

山行計画(コース)

(全工程行動時間 14時間28分)

  1. 0日目9/22(金):天気 晴れ
    23:30甲府駅着-甲府駅テント泊(中野・山本)、ホテル泊(萩原)
  2. 1日目9/23(土):天気 晴れ
    3:30起床-4:00甲府駅発-6:10~6:20広河原-分岐6:45-白根御池8:25~58-二俣9:19-C沢10:02- 下部岸壁取付11:05-4尾根取付14:14-登攀終了16:45-北岳山頂17:08~21-肩の小屋17:41- 草すべり分岐18:03-白根御池18:53(行動時間:広河原~北岳~白根御池12時間33分)
  3. 2日目9/24(日):天気 快晴
    5:30起床-7:10白根御池-7:30二俣-8:50分岐-9:05広河原 10:30広河原-12:30甲府駅-13:29甲府駅-16:00帰宅(行動時間:白根御池~広河原1時間55分)          
    <※甲府駅-広河原 ¥1,900円 山梨交通バス>

概要

 中野さん、萩原さん、山本三人で北岳バットレス(第4尾根)に行ってきました。

 中野さんと私は甲府駅でテント泊、萩原さんはホテル泊で朝甲府駅バス停で合流した。1日目天候は晴れ。
 白根御池小屋は6月にオープンしたらしく、とても小屋も設備もとても綺麗でトイレは水洗、湯沸かし器もあり、水場も整備されていた。4尾根までは、C沢左から詰めて十字クラック、Dガリー付近に出てピラミッドフェース下部へ取り付いた。
 中野さんが声をかけられたので気づいたが、先行パーティーはNECの清水さんたち(3名)が偶然にもいた。
 他、下から2~3パーティあがってきた。下部岸壁から4尾根取付までが多少ルートを外れたようで思いのほか時間が3時間もかかった。そこからは、日暮れを気にして、4尾根の登攀はNECの先を行って、ハイペースで2時間30分ほどとかなりきつかった。しかし、岸壁のホールドもしっかりしていて登りやすく登攀自体は快適だった。ただ下部岸壁からマッチ箱手前くらいまでは少々ガスってて景色は望めなく残念。マッチ箱の懸垂付近で2パーティくらい先行がいて連なって上部に行く。
 マッチ箱について以降晴間がのぞき、鳳凰三山など景色がすばらしかった。
 登攀終了は16:45で私が山頂を踏んだことがないこともあり、ピークを目指す。初めて北岳登頂を果たしたことと、来たかったバットレスに登れてうれしかった!
 帰りはやや駆け足気味に下山。ビバークは絶対したくなかったので、白根御池まで下って、ビールと飯だ!ということで懸命に下る下る。草すべりで暗くなってヘッドランプをつけたが18:53には白根御池に戻って宴会。健闘をたたえあった。

 2日目は快晴で雲1つなく最高のコンディション。今日登ったら最高だろうなという感じ。10:30のバスを目指したが、途中横須賀山岳会の高橋さん(2名)と会う。昨日同じ4尾根登攀だったらしく1時間ほど早く抜けていたとのことだった。
 広河原までは途中崩壊していて迂回路を行く。昨日の白根御池も以前に比べて途中階段が多くなっていたが、崩壊が進んでいるようだ。広河原には1時間ほど早く到着したが、ゲートの開門時間が工事の関係で決まってるらしく、バス・タクシー とも10:30にならないと出られないとのことだ。甲府駅で食事を済ませ、今回風呂は無し。

 しかし、本チャンの岸壁は前回八ツ峰Cフェース以来2回目だが、来てよかった。また他のルートも登りたい。

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