西穂独標・西穂高岳、焼岳

日付

2015年11月21日(土)~2015年11月23日(月)

メンバー

L望永、岩﨑、上平(11/22入山)、内山

山域

北アルプス 西穂高岳・焼岳

記録

内山

行程

2015年11月20日(金)
22:30 登戸駅集合(内山は稲田堤付近のコンビニで合流)
2:30 奥飛騨温泉郷上宝着、仮眠
2015年11月21日(土)/晴
メンバー:L望永、岩﨑(西穂独標まで)、内山
記録:内山
8:30 新穂高ロープウェイ
9:00 西穂高口駅を出発
10:15 西穂山荘
11:00 西穂山荘を出発
12:00 西穂独標
13:15 西穂高岳
16:00 西穂山荘帰幕
新穂高ロープウェイに着いてみると心配していた雪はまったくなく、しかもかなり暖かい。無料駐車場に駐車しようとしたところ、かなり下ったところに駐車場入り口がある。駐車場から乗り場まで10分程度歩くため始発ロープウェイ乗車は諦めながら歩道を歩いたが、出発を待ってくれたためか間に合った。
西穂高口駅を出てみると、やはり暖かくここにも雪はまったく見られない。まるで晩秋の山のようだ。歩き始めて少し行ったところから、目の前の稜線上に西穂山荘を遠望できる。登り返しがたいへんそうに思えたが、1時間強で到着した。テントを設営してすぐに出発、天気は申し分ない。

稜線上の登山道は夏と変わらないコンディション、西穂独標近くの岩稜辺りからほんのわずかに雪(のようなもの)を見る。今回の会山行の当初の目的であった中崎尾根上も雪はまったくないようだった。西穂独標では360度の景色を楽しめた。岩﨑さんはここまでで引き返すことになったため直下の岩稜帯下まで3人で下り、望永さんと内山は改めて西穂独標に登り返す。

西穂独標から西穂高岳直下までも雪はほとんどなかった。西穂高岳への最後の登りはうっすらと着いた雪でいやらしいところもあったが、アイゼンの必要はなかった。下山は往路を引き返すが、15時を過ぎたころからはさすがに寒くなり、岩の表面も霜が降りた状態になってきた。16時に帰幕。
2015年11月22日(日)/曇一時雨
メンバー:L岩﨑、内山
記録:内山
6:00 西穂山荘テント場(出発)
6:20 上高地との分岐
7:00 槍見台
8:45‐8:55 焼岳小屋
10:05 焼岳北峰
11:20 焼岳小屋
15:00 西穂山荘テント場
西穂山荘テント場からは整備された登山道を辿る。正面にはこれから目指す焼岳を遠望できる。
上高地との分岐を過ぎてもよく踏まれた縦走路が続く。およそ1時間で槍見台に至る。この角度から槍(ヶ岳)を眺める? と思われるような方角が開かれた小ピークだった。むしろ「霞沢見台?」という印象だ。眼下には大正池と大正池ホテルが近く見えるが、釜トンネルが冬季車両通行止めとなった今、ハイシーズンの賑わいが嘘のようにひっそり閑としている。
次のピークである割谷山からは展望はまったくない。その先のピークは西側斜面を巻くように道が付けられている。クマザサがよく刈り払いされているが、所々に木の根が露出していて歩きにくいところがある。下り始めると新中尾峠にある焼岳小屋の緑色の屋根が木の間隠れに見えてくるが、ずいぶん小さな小屋のような印象を受ける。焼岳小屋はすでに冬季閉鎖されており、トイレ設備も含めてまったく利用できない(冬季は完全に雪の下に埋まってしまうのだろうか)。また、上高地方面への登山道は「橋撤去のため通行止め」と書かれた看板が下がっていた。
小屋からはわずかな登りで展望台ピーク、そこから先は急に火山の様相を呈する。所々で地面から蒸気が上がっており、その上方に手をかざすと何となく暖かい。鞍部まで下ってから、いよいよ焼岳への登りになる。この辺りから急に登山者を見るようになる。焼岳登山は中尾温泉がメインの登山口のようだ。鞍部からはひと登りで北峰のピークに着く。ガスでまったく展望がないため、早々に下山。

帰路は往路を引き返す。新中尾峠からはまた静かな稜線歩きとなる。槍見台辺りから時おり雨が当たり始めるが、樹林帯のためほとんど濡れることなく西穂山荘テント場へ戻ることができた。
2015年11月23日(月)/稜線上は曇、下山後は晴
メンバー:L望永、岩﨑、上平、内山
記録:内山
6:00 出発
7:15 西穂独標
8:30 西穂山荘
9:30 西穂山荘を出発
10:30 西穂高口駅
11:00 駐車場
丸山を越えた辺りから所々に雪が見られた。前日、焼岳から西穂山荘までは雨だったが、丸山から上は多少雪が降ったようだった。この日の稜線上はガスに覆われており眺望はまったくない。目の前にあるはずの西穂独標も見通せない。ただひたすら歩いて西穂独標へ、急いで記念撮影を済ませて下山。この日もアイゼンの出番はまったくなかった。

西穂山荘帰幕後、テントを撤収して急ぎ下山開始。西穂高口駅に近づくにつれてだんだんと気温が上昇していくようだった(標高の影響ではなく、日が高くなっただけ?)。タイミングよくロープウェイの出発時間直前に乗り場に到着、11時には駐車場に下山。新穂高ロープウェイ近くの中崎温泉で汗を流して、早々に出発。多少の渋滞はあったが、18時頃に川崎市内に到着。

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