甲斐駒ケ岳

山域

甲斐駒ケ岳

日程

10/13:家→甲府(泊)
10/14:甲府駅→日野春駅→竹宇駒ケ岳神社(7:10)→笹ノ平(9:00)→刀利天狗
(11:00)→七丈第一小屋(13:20)(泊)
10/15:小屋(6:10)→八合目御来迎場(7:00)→甲斐駒ケ岳(8:15~45)→
駒津峰(10:00)→仙水峠(11:05)→北沢峠(12:10)→甲府駅→家

所感

結果から言うと大変満足感がある。黒戸尾根からの甲斐駒ケ岳の登頂が達成出来た事に。前日、甲府駅のホテルで1泊し早朝電車を乗り継いで、日野春駅に行き、予約していたタクシーに乗り竹宇駒ケ岳神社まで行く。神社で出発の準備を整え電話をし登山届けを提出し出発する。天気の方は日は差しているがまあまあだった。去年(2008年)黒戸尾根で熊に襲われた人がいたとかで、鈴を鳴らしながら急登を行く。

甲斐駒ケ岳
甲斐駒ケ岳



時折景色がひらけるがその時はガスっていたりとあまりよくない。刃渡りもガスに包まれて高度差が判らなかった。刃利天狗を過ぎてから、鎖と梯子の連続で一気に体力を削られた。それでも小屋には結構早く着いた。
今晩は雷注意報が出ているので小屋素泊まりにしようかと思ったが小屋に泊まると帰りが厳しい上、せっかくテントを持って来たのだからと結局幕を張った。
テントを張ってしばらくうろうろしていたりしたが寒くなってきたのでテントの中に入ってすごす。18:00位に夕食を食べ寝た。今夜の幕は先客を含め2張り。
奥秩父の方面で雷が鳴っていた。夜中トイレに起きた時は満点の星空と甲府・韮
崎の市街の夜景が光っていた。
次の日4:00に起きて朝食を食べ5:00に撤収を開始するもバリバリに凍ったフライシートに難儀して結局出発は6:00過ぎになった。
もう気分は北沢峠下山の気分になっていたのでのんびりと歩く。八合目を過ぎてから再び鎖と岩の急登で難儀した。荷物が大きくうまく上がれない。
それでも時間を短縮(?)して甲斐駒ケ岳山頂に着く。写真を撮ったり景色を眺めていたりすると北沢峠方面から次々と登ってきた。

甲斐駒ケ岳
甲斐駒ケ岳



30分位して巻き道を経由して駒津峰まで降りる。このまま双児山を経由して直接北沢峠に下りると早すぎるので、今後の為に仙水峠を経由して下りる事にした。じぐざぐの道をひたすら下る。目の前の栗沢山がどんどん高くなる。いい加減うんざりした所で仙水峠に着いた。ここから見る甲斐駒ケ岳は立派だ。
その後北沢峠に向けてさらに下る。もうそんなに標高差はないのでだらだらとした道だった。林道に出てバス停迄歩く。バスは1時間後なので待っていると、甲斐駒ケ岳山頂で会った人達が下りて来た。バス停で待っているとさすがに寒くなってきた(温度計を見たら8度だった)。バスを乗り継ぎ家に帰った。今回逆ルートを歩く計画をしたが、甲斐駒ケ岳に登頂したらすっかり満足してしまった。それにしても北アルプスは冠雪しているのが
頂上から見えたが(特に立山は白かった)南アルプスはまだ根雪になっている所がまったくなかった。それでも10/10に初冠雪しているのだから、いつ積もっても
おかしくない時期。紅葉は進んでいるものの去年の様な状態は終わってしまったらしい(広河原付近はこれからのようだが)。職場からも見える甲斐駒ケ岳やっと登頂でき満足だった。

甲斐駒ケ岳

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