個人山行「五竜岳・鹿島槍ヶ岳縦走」

丸山ケルン 唐松岳山頂
丸山ケルン 唐松岳山頂
五竜岳からの日の出 鹿島槍南峰山頂
五竜岳からの日の出 鹿島槍南峰山頂
唐松岳山頂からの五竜岳  五竜山荘
唐松岳山頂からの五竜岳  五竜山荘
鹿島槍頂上からの剱岳 鹿島槍北峰山頂
鹿島槍頂上からの剱岳 鹿島槍北峰山頂
爺ヶ岳中峰 爺ヶ岳南峰
爺ヶ岳中峰 爺ヶ岳南峰

2007年9月15日(土)~17日(月)2泊3日

山域

五竜岳・鹿島槍ヶ岳縦走

メンバー

山本紅留

山行報告

9月14日(金) 天気 晴れ

2103時45分新宿駅発~5時36分白馬駅着
(電車)新宿~白馬¥5,250円+510円指定券

JRムーンライト信州に乗車。連休ということで登山客もまあまあいる。
今回は単独縦走。足の怪我から復帰の足慣らしということで、自分のペースで行きたかったこと、行ったことのないところに行ってみたかったため後立山連峰を選択した。

9月15日(土) 天気 曇りのち晴れときどき小雨

5時36分白馬駅着~6時八方バスターミナル着~7時30分八方アルペンライン発~8時25分第1ケルン~9時50分丸山ケルン~10時50分唐松岳~13時五竜山荘(泊) 行動時間4時間35分
(バス)白馬~八方¥180円 (八方アルペンライン)片道¥1,400円+手荷物代¥400円

1日目天候はまずまず。アルペンラインのリフト発車時刻が7時30分とのことで少々待つ。登山客が100人くらい行列。第1ケルンを出発するころは、曇り、ガスってたが、丸山ケルンまで行くころには、すっかり晴れる。足の怪我もあったので様子を見ながらペースを上げる。唐松岳から白馬方面、五竜岳、鹿島槍、剱岳などが見通せて景観がいい。唐松山荘から五竜山荘方面最初、鎖場が続くが岩になれるにはちょうどいい緊張感。コースタイムを1時間30分ほど短縮し、予定地の五竜山荘に到着。天幕は15張程度になっていた。水は1L100円なり。

9月16日(日) 天気 晴れのち夜雨

4時55分五竜山荘発~5時40分五竜岳~7時25分口沢のコル~8時10分キレット小屋~9時45分鹿島槍ヶ岳北峰~10時30分鹿島槍ヶ岳南峰~11時40分冷池山荘~13時10分爺ヶ岳中峰、南峰~14時種池山荘(泊) 行動時間9時間5分

2日目は、晴れ。五竜岳までは高齢登山客が多く、朝早くから出て行くメンバーが多い。丁度、日の出にあたり、素晴らしい眺望。八峰キレットへ向かうが行く人は私のあとから2~3名であとは戻っていく。ペースを上げて、ガレ場、鎖場、梯子続くが快適で丁度いい。
キレット小屋、八峰キレットを経て、鹿島槍の北峰、南峰までは好天に恵まれる。途中冷池前くらいから小雨。種池山荘につくころには晴れた。天候と計画が気になったので早めに行動した結果。コースタイムを2時間ほど短縮。夜からは本降りとなり、天幕で雨音を聞きながら、飲酒しのんびりすごす。

9月17日(月) 天候 晴れ

6時55分種池山荘発~8時25分扇沢着
(バス)扇沢~信濃大町¥1,330円
(電車)信濃大町~松本~八王子~横浜¥6,720円

3日目晴れ。扇沢に向けて柏原新道をひらすら下る。1時間310分ほどで扇沢に到着。温泉に入るか迷ったが、信濃大町まで行き、そのまま電車で帰路に着いた。

所感

若干、足首がピリッと痛みが走ることもあったが、2泊3日の縦走に耐えて、そこそこ歩くことも出来た。五竜岳~鹿島槍方面の縦走者はあまりいないようだ。登山客の話を聞いていると山岳会での何気なく行く場所、歩く距離、時間は常識的ではないようだということに気づいた。そんなに大した山行をしたつもりはなかったが、1般人からはそんなことはないらしい。会の常識、1般の非常識。多少のスリルがあった方が楽しい。先にいく人がいると追い抜かしたくなる。山岳会の人間になったということだろうか。と思った山行であった。楽しい山行だった。

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