4月会山行 唐松岳登山

日程:

2025年4月12日(土)~4月13日(日)

山域:

後立山連峰 唐松岳

メンバー

登山:Mo(CL)、Ab(装備)、In(会計)、Ar(記録)
BCスキー:It(SL)、Na(SL)、Te(記録)、Ta(食料)

行程

4月11日(金曜日) 20:00川崎各地より出発―白馬にて仮眠)
4月12日(土曜日) 06:00起床 08:30八方アルペンライン乗車
09:30八方池山荘スタート 10:30第三ケルン着
10:40八方池着(幕営地) ~ テント設営 ~
11:30八方池発(幕営地) 13:50唐松岳着
14:20唐松岳発 16:00八方池(幕営地)着
4月13日(日曜日) 06:00起床 08:10八方池(幕営地)発
08:40八方池山荘着、09:40リフト乗り場入口着

登山隊 記録:Ar

天気予報を鑑みて、好天の土曜日に唐松岳へ登頂し、天候の崩れる日曜日に下山の予定であった。結果は、読み通りの天候となり土曜は快晴に恵まれた。出発時麓では曇天模様であった為、一抹の不安を抱きながらも、兎平に着く頃には、一面、白と青のコントラストが織り成す素晴らしい景色が広がっていた。「八ヶ岳ブルー」という言葉を良く聞くが、八方ブルー元い、唐松ブルーといっても過言ではない程に、美しい世界が広がっており、今日の登頂成功を後押ししてくれるような高揚感を覚えた。

ここでスキーチームと登山チームに分かれ、一路本日の幕営地を目指す。結果として八方池の畔に幕営地を設定するのだが、これがまた大成功、雰囲気含め素晴らしい場所だとつくづく感じた次第である。

途中雷鳥の姿を横に見ながら、無事に唐松岳に登頂成功。360°パノラマビューの世界を堪能し、メインイベントの待つテントに戻る。

Ta氏が準備してくれた美味い鍋と、酒飲みには堪らない、お手製の鹿肉ジャーキーの味に舌鼓を打つ、至福のひと時を堪能しながら山男&山ガール達による宴の音が、澄んだ山の夜気に溶けていく。
山岳会でないと味わう事の出来ない、この素晴らしいひと時を、これから更に体感したいと思うと同時に、自身としての経験を積みたいと素直に感じた次第だ。



BCスキー隊 記録:Te

八方池山荘を登山隊と同時に出発するも、Mo・Ab率いる爆速チームについて行けず八方池の幕営地に遅れて到着する。八方池にてジャンボテント(6~7人用)と4~5人用テントを設営する。対岸では雪崩が発生し、何度も同じ場所で雪崩を目撃した。

設営が終わると、不要な装備をデポし唐松岳へ向かった。ここでも、爆速チームについて行くことはできなかった。12日は天気が良く、五龍を眺めながら登った。丸山ケルンまでには2ヶ所の急斜面があり直登することは出来なかったが、ブッシュの無い開けたバーンなので、ジグザグに行けばスキーを外すことなく登ることができた。


丸山ケルンでスキーをデポし唐松岳に向かう。八方尾根は踏み固められていたのでツボ足でも難なく登れ、スキーがない分足取りは軽かった。唐松岳には15時に登頂。立山の方向に「来週行くぞ~」とあいさつ、写真撮影をして山頂を離れる。
再び丸山ケルンに着く頃には厚さ2cmのモナカ雪になっていて、滑るとスキージャンプのような溝になり全くターンできない。大ボーゲンとトラバースで何とか八方池まで戻った。

テントではTrシェフの野菜鍋と鹿肉ジャーキー、大量のバイオエタノールで盛り上がり、2次会場(4~5人テント)では日付が変わるまで飲んでいたようだった。

翌13日、朝から雨が降り、テント、シェル、ザックはビチョビチョになりながら下山した。雪が緩んでいたので唐松下りより圧倒的に滑りやすかった。下山後、温泉、予約制らしきランチ、そして山道具屋ラッピーで外国人のごとく爆買いし、ブルジョア気分を味わった。私もBC用のザックを購入した。

今回は参加人数が多くハードとユルユルが混在していた。体力強化と親睦が両立していたのでとても楽しい山行だったと思う。


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