西丹沢 女郎小屋沢

メンバー:

L大塚(記録)、山﨑

行程

2019年5月24日(金)
7:00旧丹沢湖ビジターセンター近くの駐車場 – 8:00女郎小屋沢出合 – 8:45 3条15m滝 - 10:50 野猿棚(6段50m程度) – 13:20女郎小屋乗越 - 15:00中ノ沢林道 – 16:00駐車場

廃館となったビジターセンターの先の駐車場から歩き出す。久しぶりの晴天予報である。毎回悪天だった去年とは異なり、今年は晴れ男二人の予感がする。1時間ほどで女郎小屋沢出合となる。玄倉川は膝程度の徒渉。河原で装備を整え入渓する。

序盤堰堤をいくつか超えて出てくる最初に滝は2m程度。しかし以外と手ごわい。ホールド少ない上に砂の塊のようなざらざらした岩でバランスを要求される。

3条15m。ロープを結び大塚トップで登る。水流右から登り、残置ハーケンを利用して支点を取ったあとに水流横断して中央へ移動。半分シャワーを浴びながらハーケンを打ち、上部へ抜ける。階段状に見えるがスタンスが外傾していて朝一ということもあり緊張する。山﨑さんも苦戦してあがってくる。上部で結構濡れたため、寒い、震える。

野猿棚。50m程度あるらしいが、6段くらいに分かれていてそれぞれ独立している。最初の3段はスラブ。2段目で山崎さんが1m程度スリップしてしまいロープを出す。墜ちてからロープを出してちゃダメだ、リーダ反省点。
ガイド本で倒木がかかっていると書いてある滝に今は倒木はない。下部が悪く、ぼろぼろ岩がはがれるため、一度諦めて巻こうと考えたが、巻きも悪そうで、やはり滝を慎重に登る。途中に残置ハーケン1本あり。
山﨑さん登りだす。テンションかかったと同時に岩?人?が落ちた大きな音。山﨑さんは無事。自分もホールドとして使っていた大きな岩がごっそり剥がれたらしい。その後2段分をロープ伸ばして、野猿棚を抜けた。

その後V字ゴルジュとなりCSが2つある。1つ目はCS左に残置スリングが沢山かかっている。A0せずあえてCS右側に抜けてみる。CS下まで両壁を突っ張って登りCSを抱え込んで登った。CS裏側に手を伸ばすとばっちり手がかかる。

2つ目は下からくぐって抜けるという記録あり。穴が半分埋まっているが土木工事により貫通。ヘルメット、ハーネス&ギア類すべて外して何とか通過した。多くの人がここを潜り抜けているのに、通常体型であることを示すためにも通らない訳にはいかない。

あとは短めの詰めで完了。東沢に懸垂下降で降りる。歩いても降りられそうだが、ザレているので念のためロープで25m下降。あとは沢を歩いて下って、見覚えのある小川谷へ合流。小川谷で何度かあるいた作業道を使って中ノ沢林道へ。そして駐車場へ帰還。

コメントを残す