八ヶ岳 広河原沢3ルンゼ

日程

2020年1月13日(月・祝)

メンバー

L中川、大塚、柿堺

行程

5:00 船山十字路 – 6:10 左俣出合- 7:50 F1、装備装着 – 9:00 三段30m大滝 -12:30 南稜 - 12:40 阿弥陀岳13:10 – 15:20舟山十字路

毎度の小淵沢道の駅で3時間ほど仮眠する。目が覚めると雪が降っていた。毎度の鹿の飛び出しに驚きながら舟山十字路に向かう。多くの車が停まっているが満車ではない。ゲート付近に駐車すると、すぐに車が2台入ってきた。車から降り朝早くからでかい声で話をしている。彼らは南稜に向かうらしい。
ヘッデンで歩き始める。うっすら明るくなるころ左俣出合を通過、テントは何張りかあり皆出発の準備をしている。右俣との分岐で今朝のトレースがなくなった。ここから先は1番乗りのようだ。

沢の音を聞きながら、ドボンに気をつけながら沢を登る。F1でハーネス、アイゼンをつける。しばらく3人フリーで登りながら進む。前夜に降ったサラサラの雪が谷を埋めている。固まらない雪で歩きにくいが、それほど深くはない。三段30m大滝でロープを出し、中川さんトップで登る。止まっていると寒い、風も少しでてきた。三段目はどこか分からなかった。半分くらい埋まっているのではないだろうか。2ピッチ伸ばし、しばらくコンテで歩くが、滝がなくロープをしまう。二股を左に進む。右は南稜のP3だ(見えないが)。

この先も沢はいくつかに分岐しているように見えるが、地形図からは本流がどれか読み取れない。できるだけピークに近づくように左のルンゼに入る。滝が見えるが氷が下までつながっていない。氷がはがれないか不安な滝を登る。その後もサラサララッセルが続く。少し視界が開き、左手に地形図にもある正面壁が、前方には雪のついた岩峰が見える。3年前の記憶を辿ると南稜P4のように見える。先頭を歩く柿堺さんにルートを指示しながら岩峰基部にたどり着くと岩峰をトラバースする南稜のトレースにぶつかった。もう頂上まで目と鼻の先だ。頂上に着くと2人の男性がでかい声で話している。朝駐車場であった二人組だった。

写真を撮り合い、しばらく晴れ間を待ったが真っ白のままで変化ないので長い御小屋尾根の下山を開始した。

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