キナバル登山

日程

2010年10月30日-11月4日

山域

キナバル登山
コタキナバルよりキナバル山

メンバー

片桐、谷輪、高野、布田 他14名

行程

30日:成田→クアラルンプール→コタキナバル
31日:コタキナバル→パークヘッドクオーター1524m
    発電所1800m→山小屋3300m
1日:山小屋→サヤサヤヒュッテ→キナバル山4095m→サヤサヤヒュッテ→山小屋
2日:山小屋→発電所1800m→パークヘッドクオーター→コタキナバル
3日:コタキナバル→クアラルンプール
4日:→成田
マレーシア・サバ州4095mのキナバル山にクラブの仲間や天野会長のお友達と登ってきました。全員登頂でき、満足、満足の山行でした。


登山道



登山道 あづまや



谷輪、高野、布田、片桐



サヤサヤ小屋付近



キナバル公園事務所



サウスピーク付近



サウスピーク付近



3300m山小屋



キナバル山山頂



3300m 山小屋



キナバル山山頂



ウツボカズラ(食虫植物)



サウスピーク付近

キナバル登山について
 キナバルの11月は雨季で、入山、下山日は雨でした。気温は3300m山小屋の外は日中15度前後でしたので日本で夏の涸沢と同じくらいと思って良いでしょう。濡れると結構寒く、夕方遅くなって小屋に入る時間では厳しい状態になります。
 小屋は暖房完備で、シャワーがあります。シャワーは水しか出ませんでした。トイレは男女別様式です。大小兼用で、朝早く出発時混雑していました。部屋は6-8人部屋の二段ベットで24時間電灯は利用できました。
 食事は昼食、夕食、朝食共バイキング形式で白米、焼きそば、野菜、肉、サラダ、スイーツと揃っており、味付けも現地マレー料理に比べ、あまり辛くないものでした。イスラムの国ですので酒類はビールくらいしかありませんで、常温で700円くらいと高く、欧米人と日本人くらいしか飲んでおりません。
 登山コースは公園事務所でIDカードを入手し、6名に一人のガイドが登山期間中同行してくれます。登山料はマレーシア人と外国人では違いマレーシア人は5RM(リンギット)=150円で外国人は3倍=450円程度のようです。公園事務所から発電所のあるゲートまでマイクロバスで上がり、そこのゲートでIDカード番号を伝え登山開始です。登山道はよく整備されており、途中、途中にシェルター(東屋)があり休憩できました。シェルターには水洗トイレとゴミ箱があり、清掃もされております。日本の山小屋のように売店はありません。3300mの山小屋まで高低差1500mを6時間くらいかけ登りますが日本の登山道のようにジグザグではなく直線的に登るので途中木製階段があり、結構急でした。パーティの前後にガイドが付きパーティのペースに合わせて登りました。
 山小屋からは朝2時過ぎに出発します。その日登頂しそのまま登山口まで下山するにはこのくらいの時間に出発しないと厳しいと思われます。我々は山小屋2泊することで計画しましたので3時半にヘッドランプをつけ出発しました。
 3300mの山小屋を出発し樹林帯を抜けると一枚岩のスラブになり、ロープを頼りに直登します。サラサラ小屋は直登してすこしトラバースするとあります。ここまで約2時間程度です。小屋でIDカードのチェックがあり登頂した記念の証明書を下山時発行してくれます。朝11時までにここを通過しないと登らしてくれないそうです。小屋で最後のトイレを済ませ、サウスピークに向かってスラブを登ります。スラブには太い白のロープが置いてあり登山道を示してくれています。
 傾斜に少ない緩やかなスラブの左にサウスピーク、右にドンキーズピークを見ながらどんどん登るとセントジョーンズピークが見え、正面にキナバル山頂のローズピークが見えてきます。


サウスピーク



ドンキーズピーク



セントジョーンズピーク



キナバル山頂 ローズピーク

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