鳥海山&月山 個人山行

メンバー

L伊東、SL布田、飯田、他1名 計4名

山行目的

百花繚乱の東北の百名山を堪能する

行程

●2018年7月20日 鳥海山 象潟口コース 日帰り登山(ピストン):
鉾立(1160m)~御浜小屋(1702m)~外輪山・千蛇谷分岐(1822m)~千蛇谷コース:御室~新山(2236m)~御室~
外輪山コース:行者岳(2159m)~伏拝岳~文殊岳(2005m)~分岐~御浜小屋~鉾立
コース :歩行時間:9時間49分+休憩時間:1時間14分=合計11時間3分

川崎市民登山の下見を兼ねて、高山植物が咲き乱れる東北の百名山の鳥海山、月山を登ることにした。
せっかく遠路はるばるやって来たので、日程(3泊4日)に余裕を持たせて出羽三山神社もお参りすることした。
 初日(7/20)は鳥海山の象潟口コースからの日帰り登山。登山口の鉾立から舗装された遊歩道を少し歩くと、すぐに鉾立展望台に着き、これから行く鳥海山が一望できた。振り返ると、さきほどいた鉾立の駐車場が、雲海の上にぽっかりと浮かんだようで、まるで「天空の城ラピュタ」のようだった。石が敷き詰められた、登りやすい緩やかな登山道を登っていくと、最初の雪渓に出くわす。幅がせまく傾斜が緩いので軽アイゼンも必要ないと思われるが、一部凍っていたりするので、慎重に歩く。広々とした「賽の河原」を越えてしばらく行くと御浜小屋に到着。御浜小屋の右手には、お花畑に囲まれた鳥海湖があり、本日の絶好の撮影ポイント。白い雪渓に縁取られた青い鳥海湖は、百花繚乱の高山植物に囲まれ、その右奥には、雲海からひょっこり顔を出した月山、左奥には、これから目指す鳥海山の頂きと、20mmの広角レンズでも全て入りきれない広大な絶景だった。
御田ヶ原あたりから、正面に鳥海山がそびえたっているのが見え、ちょうどその鳥海山の真上に、ハロ現象(日暈)も確認。自然の神秘を感じながら、八丁坂の急な登りを登ると、千蛇谷・外輪山の分岐に着き、行きは旧道の千蛇谷コースへ。落石を気にしながらの急な下りと斜めになったハシゴなど足場の悪い箇所を下って行くと、割と大きな雪渓が残る千蛇谷に着く。幅はあるものの、斜度がゆるいため、ここも軽アイゼンは必要ないが、滑りやすいので、ゆっくり登っていく。雪渓を越えると、今度はいきなり急なガレ場となり、そこをがんばって登っていくと、ようやく鳥海山大物忌神社が建っている御室に着く。参拝の前に、まずは頂上の新山へ。
 御室から山頂までの道は、展望台から見えた、なだらかな稜線からは想像もできないぐらいの、ゴツゴツした急な岩場やガリー状の岩場を30分くらい登っていくと、4、5人でいっぱいになってしまいそうな、小さな山頂に到着する。雲海をバックに記念撮影して、再び御室まで岩場をアスレチックにように下っていく。御室に戻り、鳥海山大物忌神社を参拝した後でお昼休憩を取る。帰りは、距離はあるが景色が良いと言われていた外輪山コースに行くことに。ザレ場の急登を登っていくと外輪山の尾根道と合流。左手に月山が雲海からひょっこりと頭を出した姿を、右手に岩山の鳥海山の頂きを眺めながら、行者岳、伏拝岳、文殊岳と小さなピークを越えていくと、再び往路の分岐と合流。ちょっと強くなった風の中、斜めの陽で優しい色に変わっていく往路を、とにかくひたすら下っていくと、ようやくスタート地点の鉾立の駐車場にたどり着いた。
 鳥海山は、きれいな稜線と色とりどりの高山植物に彩られた、一見なだらかそうな山ですが、頂上直下は、激しい岩場とガレ場やザレ場の変化に飛んだ、とにかく行程の長い山でした。おかげさまで、今回も天候と良いメンバーに恵まれた、絶景を楽しんだ山行となりました。ありがとうございました。

▲鉾立の駐車場が天空のラピュタに

▲鳥海山の真上にハロ現象が出現。

▲鳥海山の絶景ポイント。百花繚乱の鳥海湖の向こうに、雲海の中からぽっかり月山が頭を出している。

▲御室から山頂までゴツゴツした岩場が続く。    

▲鳥海山の山頂にて。

●2018年7月21日 月山 姥沢口コース 日帰り登山(ピストン):
姥沢口(1163m)?月山リフト山麓駅(1235m)?月山リフト山頂駅(1505m)~姥ケ岳(1669.7m)~月山山頂(1984m)?
?月山リフト山頂駅?月山リフト山麓駅?姥沢口
コース :歩行時間:4時間57分+休憩時間:30分=合計5時間27分

第2日めは月山の姥沢口コースから月山リフトを利用しての日帰り登山。前日が長距離山行だったため、2日めは軽めの行程にした。下界では晴れていたが、月山の上部は生憎霧の中。リフトに乗り込むと意外に肌寒く風もかなり強い。リフトの降り場近くで下からの吹き上げの風によって、自分の帽子が飛んでしまったが、リフトの係員によって拾ってもらうというハプニングがあり、5分ほどみんなを待たせてしまったが、なんとか登山を開始。25分ぐらいで姥ヶ岳の山頂に到着。
 月山は鳥海山より寒いのか、若干花が月山の方が遅い感じを受けた。コバイケイソウは最盛期、シャクナゲはこれから本番という感じだった。姥ヶ岳から下った金姥あたりに、ニッコウキスゲが群生しており、霧の中で明るいオレンジの花が映えていた。
 月山の頂上に着くと、若干霧が晴れて、月山神社本宮の全貌が垣間見れたが、すぐにまた深い霧の中に隠れてしまった。昨日と打って変わっての天候だったが、幸いに雨は降らずに、太陽が霧で隠れたために、月山は涼しい山行となった。

▲ニッコウキスゲの群生

▲月山神社本宮にて

▲月山神社本宮の全貌が霧の中から一瞬見えた?

【感想:飯田】
今回の山行は大ベテランの3人にひよっこの私でした。
鳥海山は、雪渓の残る中、色とりどりの高山植物が本当に美しく、まるで夢の世界の様で、いつまでも佇んでいたいな、と気持ちになりました。その後頂上までずっとずっとなだらかな山かと思いきや、風のない谷間の急登が延々と続き、頂上まで行けるのか、と不安になった程でした。日本百名山の『自分の重さを感じながら坂道を登る??』と歌いながら登り続け、登り終えた達成感は大きなもので、自分の健康に感謝、回りメンバーに感謝、送り出してくれた家族に感謝、天気に感謝、何もかもに感謝する気持ちになりました。
出羽三山では、信仰や歴史を感じることができ、いろいろな方面から楽しめた山行でした。
月山の下りで、一緒に同行した金子カメラマンからいろいろな話を伺ったのですが、山ではいつも生きて帰ることを念頭に置いている。その為に無理はせず、そして山を読む、、たとえば山の形から今後の起伏を予想したり、目印になる標識や景色は迷った時に重要になるので大事なこと等、貴重なお話を伺いました。
山にいくたびに感動を味わい、そして経験を積ませて頂いてます。

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