川崎市山岳協会 夏山技術研修会「小川山でクライミング」

日程:

2018年9月22日(土)?23日(日)

山域:

長野県 小川山 廻り目平周辺

主催:

川崎市山岳協会(指導・遭難対策委員会)

メンバー:

川崎山岳会 望永、山下、礒野
・記録:磯野
・参加者総数約30名(クライミング18名、ハイキング12名)

行程:

■研修会初日:22日朝8:40、山下、礒野は特急あずさ利用、望永は静岡から車で小淵沢に集合し、望永車で出発する。心配していた雨は上がり回復傾向にある。10時前に廻り目平到着し、テント設営。

研修場所のフェニックス大岩に着くと、先発隊がトップロープを張ってくれており、すでに多くの参加者がクライミングしている。トップロープは4本、右クラック?ゆるい傾斜のカンテ、中央左クラック、凹角、左ハングに張られている(中央フェースは他のガイド講習会が使っており登れなかった)。
我々が到着前にすこし講習があったそうだが、その後は講習などなく、皆でクライミング、ビレイの練習を行ない16時前に終了する。

キャンプ場に戻り、夕食は望永さんが八ヶ岳の朝市で買って来てくれた新鮮野菜やイタリア土産のポルチーニ茸のパスタ、ひよこ豆のスープなどのイタリアン・メニューに舌鼓を打つ。食後は火の粉が舞い暖かいキャンプファイヤーに集い、他山岳会の方々と交流する。通常の山行では味わえない楽しいひと時を過ごす。

■研修会2日目、23日は自由行動となっており、事前に相談していた川崎ヨチヨチ山岳会の大村さん、横山さんと共に行動させていただく。
7:45キャンプ場を出発する。ウォームアップでガマスラブ最下部をトップロープで登る。その後、マルチのガマルート 5.8 5ピッチにチャレンジする。川山3人は初めてだが、大村さん、横山さんは登ったことがあるそうだ。5人なので2パーティーに分ける。リード大村さん、フォロー山下、礒野の3人パーティー。横山さん、望永の2人パーティーで登る。

礒野は1ピッチ目出だしからスタンス、ホールドを見つけられないスラブの難しさに苦労する。
下部岩壁は3ピッチで一旦終わり、雑木林の中を上部岩壁の取り付きを探す。ここで後から追いついて来た関西中高年3人組が、我々3人パーティーと2人パーティーの間に入る。

さらにリード大村さんが4ピッチ目を登り出すと、続いて関西パーティーのリードも登っていく。ビレイ地点からは先が全く見えず、声もほとんど聴こえない。2番手の礒野が登っていくと4本のロープが交錯している。4ピッチ目上部の最も難しいスラブ壁中で彼らのロープをくぐったりしなくてはならず、冷静にルートを見ることができなくなってしまった。結局、ゴボウでなんとか登らせてもらう。続く山下さんは落ち着いて登ってきた。

4ピッチ目終了点でリーダー大村さんに話し、関西パーティー全員を先に登ってもらうことにした。5ピッチ目は問題なく終了点へ到達(本当の終了点は右手5メートル岩峰の上らしいが)。ここでまた別の2人パーティーが追いついて来た。後からいくつものパーティーが登って来る、とのこと。晴天、休日の人気ルートだ。渋滞回避のため彼らと話して協力し合う。
ここからは40メートルの懸垂下降である。高度感はあるが気持ち良い下降であった。後は雑木林の中を所々迷いながら下りキャンプ場に戻った。すでに14時を過ぎていた(小川山は取り付き、下山ともルートファインディングが必要)。

望永さん憧れのガマルート、山下さん、礒野にとってはほぼ初めてのマルチピッチをクライミングでき感謝感激です。日頃からもっと練習しなくてはと反省点ばかりですが、充実した山行となりました。
川崎ヨチヨチ山岳会の大村さん、横山さん。東芝山岳会の佐藤さん、山下さん他、関係者、参加者の皆様、本当にありがとうございました。

□感想
今回は川崎市山岳協会の夏山技術講習会に参加してきました。川崎市山岳協会とは、川崎市内の山岳会で構成され、技術向上や市民への普及を目的として活動しています。夏・冬に開催されます。小川山での講習会は初めて参加しました。日々変わっていくクライミングの技術を学び続けることが、安心・安全につながると思っています。また、他の会の方との交流も楽しみの一つで参加しています。一緒に登ってくださったヨチヨチ山岳会のお二人に感謝です。

ガマルートは、ずっと行きたいルートでした。ぺったり張り付いて登るルートはまさにその名のとおりガマでした。そして、駐車場直結のキャンプ地も素晴らしい。クライミングってやっぱり楽しい!もっと楽しめるために、日々の練習がんばろうと思います。(望永)

フリークライミングの名所、憧れの小川山へやっと来ることができました!
講習会でのロープワーク研修には、参加できなかったものの、
初日はフェニックス大岩でトップロープでいろいろ登ったり、二日目は恐らく初めてのマルチを、ヨチヨチ山岳会の皆様と登ったり、充実したキャンプ場で、普段の山の中のテント泊の山行ではなかなか味わう事ができない、望永シェフによる豪華イタリアンディナーや他の山岳会の皆様との焚き火を囲んでの交流など、岩だけでなく、他の部分でも充分満喫する事ができました。また、クライミング技術においては今後の課題も見えた山行でした。これからも、岩や山、様々な山行を硬軟織り交ぜつつ、少しずつ前進していきたいと思います。(山下)
  

  

  

  

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