個人山行 安達太良山

メンバー:

L伊東、SL上平、飯田、他1名、計4名

山行目的:

安達太良山の紅葉を堪能する山行

行程:

●2018年9月29日 安達太良山(日帰りピストン山行):
奥岳登山口(950m)~八の字~勢至平分岐~金明水~塩沢分岐~くろがね小屋(1350m)~峰の辻~安達太良山山頂(1700m)
~仙女平分岐~薬師岳~あだたら山ロープウェイ山頂駅(1350m)
山行時間(休憩含まず):約5時間、合計歩行距離:11.76km、累積登り:905m、累積下り:913m

ここ最近仕事の関係で泊まりの山に行けない上平さんからのたっての希望で、9月の最後の週末に紅葉の妙高山&火打山山行を計画していましたが、台風24号が物凄い勢力のまま日本に上陸し、そのまま北上するという情報を得て、急遽、台風の影響が遅い東北の安達太良山の日帰り山行に変更しました。距離的には、川崎→妙高と川崎→安達太良山とあまり変わらないため、当初の予定の集合時間で集合し、安達太良山近くの道の駅つちゆに真夜中に到着。ここで私の友人の山岳カメラマンと合流しました。

翌朝、起きてみると曇り空ではあるものの、安達太良山の山頂も見え、まだ台風の影響がここまで及んでいないことを感じ、景色も期待できると希望が湧いて、奥岳登山口に向かいました。奥岳登山口では、あだたら山ロープウェイを使うコースと、くろがね小屋経由のコースの2コースがありましたが、ロープウェイは8時半からということで、我々はくろがね小屋経由のコースを登り始めました。緩やかな心地よい山道を登り始めて2時間ぐらいでくろがね小屋に到着。この小屋の辺りから、ちらほら紅葉している木々が増え始めていました。

くろがね小屋でトイレ休憩のために小休止を取っていると、一緒に同行した山岳カメラマンが小屋の中に入るように手招くので、みんなで小屋の入ってみると、なんとコーヒーとラスクが人数分用意されていました。どうやら一緒に同行したカメラマンが以前くろがね小屋の冬のカットを撮影したらしく、それが評判だったということで、コーヒーとお菓子のご馳走のお相伴にあずかりました。これが良い行動食となり、ここから一気に安達太良山の山頂へと向かいました。

途中の峰の辻では、緑の中に赤や黄色の見事な紅葉のパッチワークが見られ、安達太良山も秋本番に近いことがうかがえました。山頂手前から急に霧が出て、一時何も見えなくなりましたが、山頂に着き、その形から「乳首山」という熔岩の突峰を登ると、その霧もなくなり、気が付けば、厚~い雲海の上に立っていました。台風の影響のせいか、雲が激しく動いており、はるか向こうに磐梯山の頭がひょこっと覗いているのが見えました。快晴では見られない激動の雲の景色も、これはこれでありだなと思いながらも、天候が下り坂になってきているために、もっと山頂に居たいという想いを残しながら、あだたら山ロープウェイ山頂駅へと下っていきました。紅葉の度合いは、くろがね小屋側よりロープウェイ山頂駅側の方が深い赤色になっていたような気がしました。

ロープウェイ山頂駅側コースは木道、階段等登山道が整備され、短パン&Tシャツのお気軽観光客も登ってきており、登山口の入り口で注意看板があったものの、ちょっと危険な感じを受けました。ロープウェイ手前でとうとうパラパラ雨が降ってきましたが、ロープウェイのおかげで、下山時間の時短もでき、結果的に史上稀にみる暴風雨の台風が来ているにもかかわらず、雨に降られず、山頂からの景色も、綺麗な紅葉も見えた良い山行となりました。

安達太良山は、万葉集や智恵子抄の題材になった名山ですが、秋の紅葉も有名で、史上稀にみる暴風台風の”お蔭”?で、その良い時期に、登る機会を得ることができました。今回、計画していた妙高山は、私にとって2回雨で敗退、上平さんにとっては3回?の敗退となりましたが、山は逃げるわけではなく、また天候の安定したときに計画したいと思います。

感想 飯田:

私の人生初の登山は小学校四年の安達太良山でした。そして、私が住んでいた郡山からも美しい姿が見えた思い出深い山です。中腹のくろがね小屋までは割合と楽に歩ける為に、森の匂い、紅葉している葉の美しさを感じながら登れました。

くろがね小屋から先からの景色がハイマツとなり、景色もやっと東北の山らしきなりました。今回は予定していた妙高山、火打山からのコース変更の安達太良山でしたが、雨具を着ることもなく、快適な登山でした。頂上では生憎ガスがかかっていましたが、時々パァーと見えた磐梯山や、雲海が美しく、晴れとは違う景色を堪能できました。

下山してから、私の父が救急搬送されたとの連絡が入り、伊東さん、上平さんの協力で麓の駅まで送ってもらえ、すぐに父のもとに駆けつけることができました。妙高山に行っていたら無理だったなぁ、と不思議な力を感じた山行でした。

同行した山岳カメラマンの方が撮影したくろがね小屋の写真で、宿泊のお客様が増えた話や、川崎山岳会にいた方のお孫さんが小屋で働いていたりと、これも、あざなえる縄のような不思議な縁だな、と感激しました。山は、自分も勿論、家族も元気じゃないと楽しめないんだな、と改めて思いました。

  
▲奥岳登山口(950m)にて。これから登りまーす!    

▲くろがね小屋(1350m)付近から色づいていました。 

▲くろがね小屋で働いていた田畠さん(右から2番目の方)、なんと川崎山岳会を天野さんと一緒に立ち上げたという田畠功さんのお孫さんだと聞いてびっくり!小屋の方々と川山メンバーで記念撮影を取りました!
このくろがね小屋、鄙びた感じがとても良い雰囲気を醸し出しているのですが、そろそろ建て替える話がもちあがっているそうで、この鄙びた感じの小屋も来年辺りが見納めかもしれません。
今年の冬は、山スキーで温泉求めてくろがね小屋に宿泊しますよと約束してきました!(2月に計画中)


▲黄、赤、緑のパッチワークのよう      


▲安達太良山山頂にて。


▲磐梯山の頭が見えたー。乳首山にて。    

▲気が付いたら、厚い雲海の上でした。。。   

▲ロープウェイ側の方が紅葉がきれいでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です